コンクリートの亀裂

カテゴリー │モルタル、コンクリート

これは、コンクリートの床の亀裂です。
コンクリートの亀裂

アップ画面です。。
コンクリートの亀裂

コンクリートは硬くて丈夫というイメージがありますが、
実は、「収縮する」という性質がありまして、
このように亀裂が入ることがたびたびあります。

ですので、大きい面積を施工するときには、
ところどころに「目地」を入れてそこに亀裂が入るようにしむけます。
これを「誘発目地」と呼んだりします。

でも、目に見える亀裂がないときもあります。
ですが、目に見えない亀裂がありますので、
コンクリートは「防水材ではない」ということになりますicon06




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この記事へのコメント
H邸の三和土の亀裂は、いずれ修復としたら
どのようにするのでしょうか?
やっぱり1からつくり直しなのでしょうか?
Posted by あおい at 2009年05月14日 09:57
コンクリートの亀裂補修は様々な方法があります。
万が一、コンクリートが下地から浮いていたとしても樹脂を注入して固めることもできますし、補修した箇所の色合わせをすることもできます。予算次第というところで提案していきます。。

でも、三和土については補修はとても難しいと思います。
亀裂部分だけを埋めて補修しても、
色や質感や模様が合わず、「補修しました!」
という感じになってしまいます。

もし亀裂を埋めるのであれば、亀裂部分を少しV型にはつって、浮いている部分を撤去します。
その後、同じ配合の堅めの材料で埋めて叩くしかないと思います。
簡易的にやるのであれば、土や砂を亀裂に詰めるだけでも見た目はぼやけると思いますよ。

自然素材って難しいですね。。
Posted by 802 at 2009年05月14日 11:59
なるほど。。
セメントの量を微調整しても、あのようなクラックが
入ってしまうんだなぁと思いつつ、味があるといえばそれまでなのですが。
かなり奥行きのある場所なので、やはりいずれ修復が必要なのかな、と行く度に気にはなっていました。
いざという時は、現場を知っている802の兄貴にお任せします!!心強いですね!!
Posted by あおい at 2009年05月14日 17:55
亀裂の原因にはセメントの量以外にも
別の要因も複雑に絡み合っていると思います。
例えば、下地の砕石やさらにその下の土の状態、
乾燥するまでの温度、湿度、
練るときの水分の量、タタキ方、厚さなどなど。。。

何も考えなくても亀裂が出ないときは出ないし、
何回やってもダメなときはダメだし。。

・・・そんなかんじでなかなか答えがみつからず、
奥が深くて、複雑なところが左官の魅力なんですかね。

なんか、「人間」みたい・・・(*^_^*)
Posted by 802 at 2009年05月14日 22:15
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