2010年01月31日17:00
塗り壁体験会受付終了
カテゴリー │塗り壁体験会
2月7日(日)午前9:30~11:30に弊社で開催予定の
「第32回 塗り壁体験会」
申込数が予定に達したため、受付を終了いたします
次回(第33回)は、3月28日(日)を予定しております。
場所は浜松市中区曳馬にある新築のお宅で、
「漆喰」を塗ろうと計画しております。
養生、下地処理、材料の練り方、塗り方まで一連の流れを体験できます。
ご自身で塗りたいと考えている方、左官、塗り壁、漆喰に興味のある方、
TEL053-588-3090 又は sakan@hamani.jp
ハマニ(株)河合までお問い合わせ下さい
「第32回 塗り壁体験会」
申込数が予定に達したため、受付を終了いたします
次回(第33回)は、3月28日(日)を予定しております。
場所は浜松市中区曳馬にある新築のお宅で、
「漆喰」を塗ろうと計画しております。
養生、下地処理、材料の練り方、塗り方まで一連の流れを体験できます。
ご自身で塗りたいと考えている方、左官、塗り壁、漆喰に興味のある方、
TEL053-588-3090 又は sakan@hamani.jp
ハマニ(株)河合までお問い合わせ下さい
2010年01月30日17:00
土屋さん
カテゴリー │材料
ワラスサ屋さんから車で数分のところに、
土屋さんがあります。
ここでは、左官の「中塗り土」や仕上げに使用する「黄土」などを
製造しています。
山から土(石)を掘り出してきて、それを細かく粉砕し、
左官で使用できる材料にしてから、袋詰めしています。
このような土屋さんも数少なっているそうです。
なんと、ここの社長さんの出身地が私と同じ、
静岡県浜松市浜北区でビックリ
土屋さんがあります。
ここでは、左官の「中塗り土」や仕上げに使用する「黄土」などを
製造しています。
山から土(石)を掘り出してきて、それを細かく粉砕し、
左官で使用できる材料にしてから、袋詰めしています。
このような土屋さんも数少なっているそうです。
なんと、ここの社長さんの出身地が私と同じ、
静岡県浜松市浜北区でビックリ
2010年01月29日17:00
ここは愛知県豊田市にある「(藁スサ)ワラスサ屋」さんで、
「ワラ精村井商店というところです。
乾燥した藁がたくさん置いてありますね
左官の塗り壁の材料には、「スサ」といって、
壁のひび割れ防止の役目で細かくしたワラや紙、麻などを混入します。
ここは、藁のスサをつくっているところですが、
いまではほとんど廃業してしまい、
もしかしたら東海地方では藁スサを作っているところは
ここ1件だけかもしれません・・・
藁を機械に入れて裁断します。
それを袋に詰めて出荷するそうです。
伝統工法的な左官の仕事では、
「荒壁土」「竹」「藁スサ」「縄」「仕上げの土」「漆喰」などの材料を使用し、
それらを扱う「鏝」も進化してきました。
しかし、このような材料や道具を作るところがどんどん減ってきています。
おそらくその減少率は左官職人以上ではないでしょうか?
ですので、このような本物の自然素材を扱うところを
特に大事にしていきたいと思います。
ワラスサ屋さん
カテゴリー │材料
ここは愛知県豊田市にある「(藁スサ)ワラスサ屋」さんで、
「ワラ精村井商店というところです。
乾燥した藁がたくさん置いてありますね
左官の塗り壁の材料には、「スサ」といって、
壁のひび割れ防止の役目で細かくしたワラや紙、麻などを混入します。
ここは、藁のスサをつくっているところですが、
いまではほとんど廃業してしまい、
もしかしたら東海地方では藁スサを作っているところは
ここ1件だけかもしれません・・・
藁を機械に入れて裁断します。
それを袋に詰めて出荷するそうです。
伝統工法的な左官の仕事では、
「荒壁土」「竹」「藁スサ」「縄」「仕上げの土」「漆喰」などの材料を使用し、
それらを扱う「鏝」も進化してきました。
しかし、このような材料や道具を作るところがどんどん減ってきています。
おそらくその減少率は左官職人以上ではないでしょうか?
ですので、このような本物の自然素材を扱うところを
特に大事にしていきたいと思います。
2010年01月28日17:00
イタリア磨き その3
カテゴリー │磨き
「イタリア磨き」の仕上げの方法です。
1回目の塗り付けです。仕上げに模様を出すのでこんなかんじで
少しずつ塗っていきます。
また、「イタリア磨き」は塗り継ぎが目立ちにくいので、
このような大壁でも少人数で施工できます
2回目の塗り付けです。1回目に塗ったところを重ねるように塗っていきます。
1.2回目の材料が乾燥したら、
3回目の塗り付けをして、乾かないうちに磨きをします
住宅では「玄関」や「リビング」などの壁のワンポイントに
似合うかも知れませんね
1回目の塗り付けです。仕上げに模様を出すのでこんなかんじで
少しずつ塗っていきます。
また、「イタリア磨き」は塗り継ぎが目立ちにくいので、
このような大壁でも少人数で施工できます
2回目の塗り付けです。1回目に塗ったところを重ねるように塗っていきます。
1.2回目の材料が乾燥したら、
3回目の塗り付けをして、乾かないうちに磨きをします
住宅では「玄関」や「リビング」などの壁のワンポイントに
似合うかも知れませんね
2010年01月27日17:00
イタリア磨き その2
カテゴリー │磨き
イタリア磨きの下地は「モルタル」で施工しました。
ちなみに「モルタル」とは「砂」+「セメント」のことです。
(正確には今回は軽量モルタルを使用し、砂に軽量骨材が混入されています。)
今回のイタリア磨きの塗り厚は0.5㎜ということで非常に薄いです。
・・・ということは、この下地のモルタル塗りが平らに塗れていないと、
大きな壁を横から覗くとボコボコに見えてしまいますので、
非常に神経を使ってモルタルを塗ります。
これは、誘発目地部分に目地棒を入れて、
モルタルを塗るときの目安に水糸を張ったところです。
つまり、この糸のところまでモルタルを塗ります。
これは、モルタルを塗ったあとにスタイロホームで円を描くように
こすってさらに平らになるように施工しています。
このような細かいところは、木の棒(定規)を入れて平らに塗ります。
左官仕上げは下地が本当に大事なのです
ちなみに「モルタル」とは「砂」+「セメント」のことです。
(正確には今回は軽量モルタルを使用し、砂に軽量骨材が混入されています。)
今回のイタリア磨きの塗り厚は0.5㎜ということで非常に薄いです。
・・・ということは、この下地のモルタル塗りが平らに塗れていないと、
大きな壁を横から覗くとボコボコに見えてしまいますので、
非常に神経を使ってモルタルを塗ります。
これは、誘発目地部分に目地棒を入れて、
モルタルを塗るときの目安に水糸を張ったところです。
つまり、この糸のところまでモルタルを塗ります。
これは、モルタルを塗ったあとにスタイロホームで円を描くように
こすってさらに平らになるように施工しています。
このような細かいところは、木の棒(定規)を入れて平らに塗ります。
左官仕上げは下地が本当に大事なのです
2010年01月26日19:03
イタリア磨き その1
カテゴリー │磨き
最近まで、「イタリア磨き」の施工を行いました。
イタリア磨きとは、イタリアの伝統的な左官工法です。
「消石灰」と「大理石の粉」が主成分で、
主成分にした上塗り材料をムラを付けて塗り込み、
こてやへらで表面をこすって磨きます。
この現場は「マーモリーノ」という材料を塗りました。
こんな感じで反射して光ります
日本の左官の伝統工法である「漆喰磨き」や「大津磨き」と違って、
鏝の模様を出すのが特徴です。
この現場は、「浜松市美術館」です。
1月31日(日)に改修工事を終え、リニューアルオープンします。
もし訪れる機会がございましたら、
美術品だけでなく、ぜひこの「イタリア磨き」もご覧下さい
次回、この施工について少々ご説明いたします。
イタリア磨きとは、イタリアの伝統的な左官工法です。
「消石灰」と「大理石の粉」が主成分で、
主成分にした上塗り材料をムラを付けて塗り込み、
こてやへらで表面をこすって磨きます。
この現場は「マーモリーノ」という材料を塗りました。
こんな感じで反射して光ります
日本の左官の伝統工法である「漆喰磨き」や「大津磨き」と違って、
鏝の模様を出すのが特徴です。
この現場は、「浜松市美術館」です。
1月31日(日)に改修工事を終え、リニューアルオープンします。
もし訪れる機会がございましたら、
美術品だけでなく、ぜひこの「イタリア磨き」もご覧下さい
次回、この施工について少々ご説明いたします。
2010年01月25日17:09
富士川楽座さんと泥だんご
カテゴリー │光る泥だんご
先日、「富士川楽座」さんが光る泥だんごを作りに来られました。
富士川楽座さんは、東名高速道路の富士川サービスエリアに隣接している
道の駅との複合施設で、お子様連れで楽しめるところです。
実は、富士川楽座さんはもうじきオープン10周年。
そこで、光る泥だんごイベントを開催したいとのこと。
そのときに、みなさんで作っただんごはこちら!
3月頃に、富士川楽座さんで光る泥だんごイベントを開催するそうです!
http://ameblo.jp/fujikawa-rakuza/entry-10438536790.html
富士川楽座さんは、東名高速道路の富士川サービスエリアに隣接している
道の駅との複合施設で、お子様連れで楽しめるところです。
実は、富士川楽座さんはもうじきオープン10周年。
そこで、光る泥だんごイベントを開催したいとのこと。
そのときに、みなさんで作っただんごはこちら!
3月頃に、富士川楽座さんで光る泥だんごイベントを開催するそうです!
http://ameblo.jp/fujikawa-rakuza/entry-10438536790.html
2010年01月18日18:13
今年の年賀状
カテゴリー │光る泥だんご
大変遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします
今年の年賀状にこんな写真を使用しました
子供に作ってもらった「寅泥だんご」
いかがです??
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします
今年の年賀状にこんな写真を使用しました
子供に作ってもらった「寅泥だんご」
いかがです??
2010年01月14日19:53
住吉浄水場ポンプ室
カテゴリー │見学
浜松市中区住吉5丁目に「住吉浄水場ポンプ室」という建物があります。
昭和6年(1931年)に建設されたこの建物は、浜松市の上下水道施設の
歴史を物語る貴重な近代化遺産です。
先日、この建物を見学させていただきましたが、
なんと!実に丁寧な左官仕事がされていること!
↑外壁はほとんどが赤っぽい砂利の洗出しで仕上げられ、
↑玄関まわりも装飾を施して洗出しで仕上げています。
↑その他に漆喰で作られたリレーフもあります。
↑こちらは玄関前の研ぎ出しの腰壁です。
↑内観です。ほとんどが色漆喰押さえ仕上げです。
↑このような漆喰のリレーフなどもあります。
土蔵や木造建物の土壁や、なまこ壁などの建物及び左官技術と同様に、
このような近代のRCの建物も大事に守っていかねばならないと感じました
昭和6年(1931年)に建設されたこの建物は、浜松市の上下水道施設の
歴史を物語る貴重な近代化遺産です。
先日、この建物を見学させていただきましたが、
なんと!実に丁寧な左官仕事がされていること!
↑外壁はほとんどが赤っぽい砂利の洗出しで仕上げられ、
↑玄関まわりも装飾を施して洗出しで仕上げています。
↑その他に漆喰で作られたリレーフもあります。
↑こちらは玄関前の研ぎ出しの腰壁です。
↑内観です。ほとんどが色漆喰押さえ仕上げです。
↑このような漆喰のリレーフなどもあります。
土蔵や木造建物の土壁や、なまこ壁などの建物及び左官技術と同様に、
このような近代のRCの建物も大事に守っていかねばならないと感じました