塗り壁体験会受付終了

カテゴリー │塗り壁体験会

2月7日(日)午前9:30~11:30に弊社で開催予定の
第32回 塗り壁体験会
申込数が予定に達したため、受付を終了いたしますひみつ


次回(第33回)は、3月28日(日)を予定しております。
場所は浜松市中区曳馬にある新築のお宅で、
漆喰」を塗ろうと計画しております。

養生、下地処理、材料の練り方、塗り方まで一連の流れを体験できます。
ご自身で塗りたいと考えている方、左官、塗り壁、漆喰に興味のある方、
TEL053-588-3090 又は sakan@hamani.jp
ハマニ(株)河合までお問い合わせ下さい鉛筆



 

土屋さん

カテゴリー │材料

ワラスサ屋さんから車で数分のところに、
土屋さんがあります。

ここでは、左官の「中塗り土」や仕上げに使用する「黄土」などを
製造しています。


山から土(石)を掘り出してきて、それを細かく粉砕し、
左官で使用できる材料にしてから、袋詰めしています。

このような土屋さんも数少なっているそうです。

なんと、ここの社長さんの出身地が私と同じ、
静岡県浜松市浜北区でビックリびっくり






 

ワラスサ屋さん

カテゴリー │材料


ここは愛知県豊田市にある「(藁スサ)ワラスサ屋」さんで、
ワラ精村井商店というところです。
乾燥した藁がたくさん置いてありますね注意

左官の塗り壁の材料には、「スサ」といって、
壁のひび割れ防止の役目で細かくしたワラや紙、麻などを混入します。

ここは、藁のスサをつくっているところですが、
いまではほとんど廃業してしまい、
もしかしたら東海地方では藁スサを作っているところは
ここ1件だけかもしれません・・・びっくり



藁を機械に入れて裁断します。


それを袋に詰めて出荷するそうです。

伝統工法的な左官の仕事では、
荒壁土」「」「藁スサ」「」「仕上げの土」「漆喰」などの材料を使用し、
それらを扱う「」も進化してきました。
しかし、このような材料や道具を作るところがどんどん減ってきています。
おそらくその減少率下降は左官職人以上ではないでしょうか?

ですので、このような本物の自然素材クローバーを扱うところを
特に大事にしていきたいと思います。










 

イタリア磨き その3

カテゴリー │磨き

イタリア磨き」の仕上げの方法です。


1回目の塗り付けです。仕上げに模様を出すのでこんなかんじで
少しずつ塗っていきます。
また、「イタリア磨き」は塗り継ぎが目立ちにくいので、
このような大壁でも少人数で施工できますびっくり


2回目の塗り付けです。1回目に塗ったところを重ねるように塗っていきます。


1.2回目の材料が乾燥したら、
3回目の塗り付けをして、乾かないうちに磨きをしますキラキラ

住宅では「玄関」や「リビング」などの壁のワンポイントに
似合うかも知れませんね指輪キラキラ




 

イタリア磨き その2

カテゴリー │磨き

イタリア磨きの下地は「モルタル」で施工しました。
ちなみに「モルタル」とは「砂」+「セメント」のことです。
(正確には今回は軽量モルタルを使用し、砂に軽量骨材が混入されています。)

今回のイタリア磨きの塗り厚は0.5㎜ということで非常に薄いです。
・・・ということは、この下地のモルタル塗りが平らに塗れていないと、
大きな壁を横から覗くとボコボコびっくりに見えてしまいますので、
非常に神経を使ってモルタルを塗ります。


これは、誘発目地部分に目地棒を入れて、
モルタルを塗るときの目安に水糸を張ったところです。
つまり、この糸のところまでモルタルを塗ります。


これは、モルタルを塗ったあとにスタイロホームで円を描くように
こすってさらに平らになるように施工しています。


このような細かいところは、木の棒(定規)を入れて平らに塗ります。

左官仕上げは下地が本当に大事なのです指輪キラキラ



 

イタリア磨き その1

カテゴリー │磨き

最近まで、「イタリア磨き」の施工を行いました。
イタリア磨きとは、イタリアの伝統的な左官工法です。
消石灰」と「大理石の粉」が主成分で、
主成分にした上塗り材料をムラを付けて塗り込み、
こてやへらで表面をこすって磨きます。

この現場は「マーモリーノ」という材料を塗りました。


こんな感じで反射して光りますキラキラ

日本の左官の伝統工法である「漆喰磨き」や「大津磨き」と違って、
鏝の模様を出すのが特徴です。

この現場は、「浜松市美術館」です。
1月31日(日)に改修工事を終え、リニューアルオープンします。
もし訪れる機会がございましたら、
美術品だけでなく、ぜひこの「イタリア磨き」もご覧下さいおすまし


次回、この施工について少々ご説明いたします。







 

富士川楽座さんと泥だんご

カテゴリー │光る泥だんご

先日、「富士川楽座」さんが光る泥だんごを作りに来られました。
富士川楽座さんは、東名高速道路の富士川サービスエリアに隣接している
道の駅との複合施設で、お子様連れで楽しめるところです。

実は、富士川楽座さんはもうじきオープン10周年。
そこで、光る泥だんごイベントを開催したいとのこと。


そのときに、みなさんで作っただんごはこちら!


3月頃に、富士川楽座さんで光る泥だんごイベントを開催するそうです!

http://ameblo.jp/fujikawa-rakuza/entry-10438536790.html






 

今年の年賀状

カテゴリー │光る泥だんご

大変遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたしますひみつ

今年の年賀状にこんな写真を使用しました指輪キラキラ

子供に作ってもらった「寅泥だんご
いかがです??



 

住吉浄水場ポンプ室

カテゴリー │見学

浜松市中区住吉5丁目に「住吉浄水場ポンプ室」という建物があります。
昭和6年(1931年)に建設されたこの建物は、浜松市の上下水道施設の
歴史を物語る貴重な近代化遺産です。

先日、この建物を見学させていただきましたが、
なんと!実に丁寧な左官仕事がされていること!

↑外壁はほとんどが赤っぽい砂利の洗出しで仕上げられ、

↑玄関まわりも装飾を施して洗出しで仕上げています。

↑その他に漆喰で作られたリレーフもあります。

↑こちらは玄関前の研ぎ出しの腰壁です。


↑内観です。ほとんどが色漆喰押さえ仕上げです。

↑このような漆喰のリレーフなどもあります。

土蔵や木造建物の土壁や、なまこ壁などの建物及び左官技術と同様に、
このような近代のRCの建物も大事に守っていかねばならないと感じましたおすまし