洗出しとミッキー

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ミッキーファンのお施主様にご提案icon02

曲線が案外難しいんですよicon20


こちらは、スロープに瓦を埋め込んで洗出し仕上げ。

耳の位置がポイントですチェリー




 

洗出しの見本

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最近、依頼があって見本をよく作ります。。

今回は洗出しの見本を3種類作ってみましたicon20


A 錦砂利+セメント色


B 淡路砂利+亜麻色


C 大磯砂利+セメント色

拡大してみると・・・









砂利の大きさはすべて2分(6㎜程度)です。
その他にもいろいろな砂利がありますし、
セメントの色を変えていくこともできますので、
種類は無限ですicon26

お客様のイメージに合わせて材料を決めていく。
左官屋の感性の見せ所ですicon06



 

砕石入り生コンの洗出し

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砕石入り生コンの洗出し」の見本を作成しました。

砕石入り生コンって??

つまり生コン車で運んでくるコンクリートの配合の
粗骨材を砕石にするという意味です。

もっと分かりやすく言うと、
セメント」+「」+「砕石」の配合の生コンです。

他の地方ではどうなのか分かりませんが、
浜松ではそんな配合で生コンを注文することができます。


元請けさんから依頼があって作って見ましたが、
」が多く出てしまい、
かんじんの「砕石」があまり目立たないような・・・?

いかがでしょうか?



 

洗出し仕上げの・・・!?

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外構工事で土間の「洗出し仕上げ」を行いましたicon01

よくみると、少しおもしろい細工をしていますicon22



実は、洗出し仕上げを施工する場所に、丸いマスにあたってしまいました。
そのままマスを見せたまま仕上げるのは、あまり見た目が良くない。。。
ということで、

こんな蓋(ふた)を作り・・・、(小さい穴は指を引っかけるところです)



この中に、はめると・・・



こんなかんじにすっきりと納まりますicon32icon02





 

色モルタル洗出し~施工方法~

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色モルタル洗出し仕上げ」という施工を行いましたので、
順序を追って作業工程を紹介します。。。


まずは、材料(色モルタル)を均します。
実はこのとき砂利を少しパラパラと撒きました。


モルタル遅延材※」という液体を噴霧器でかけます。
※商品名:「ウエイトA」
特に夏の暑い時期はこれをかけないと大変ですicon20


すぐにビニールで養生をします。


数時間後、モルタル遅延材がかかった表面は柔らかく残っていますので、
その部分を洗い流します。
このように水で洗うところから
洗出し仕上げicon22」という施工名称になっています。


完成です。少し白っぽく見えるところは乾燥し始めたところです。。。

パラパラ撒いた砂利がいい感じですicon11

今回は、「土っぽく」仕上げましたが、
砂や砂利、セメントや色粉の種類を変えていけば、
何十種類もの洗出しの色やテクスチャーが出すことができますicon01




 

樹脂系透水性舗装材

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下の写真のような、天然石を樹脂で固めた舗装材、
いわゆる「樹脂系透水性舗装材」の仕上げがあります。

石の色がとても綺麗に出るため、
外構(エクステリア)でのアプローチなどでよく使用します。
しかし、樹脂を使用しているために数年~十数年経つと
劣化してしまうのが欠点です。
(樹脂は、アクリル系,ウレタン系,エポキシ系など様々あります。)

これは駐車場の車のタイヤの位置のところですが、
数年経過して石がとれてしまった写真です。


これは、水が溜まりやすいところに、隙間にコケやゴミなどがたまって、
黒ずんでしまった写真です。

そういう意味では、セメントで固めた昔ながらの「洗出し仕上げ
の方がそれらの問題も解消され、メリットも多いような気がします。

ただ、「洗出し仕上げ」のデメリットは、
・手間がかかるので多少高額であること、
・左官職人によって施工精度のばらつきがあること、
・既製品でないため、見本を左官屋に作ってもらわないとイメージがわきにくい。
ということもあります。。。

現在では「樹脂系透水性舗装材」にセメントを塗りつけて、
洗出し仕上げのようにする材料も販売されています。

一長一短あってなかなか難しいですね。左官は。。。



 

玉砂利の洗出し

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玉砂利の洗出し」の施工を先日行いました。

いつもの砂利の洗出しは、セメントと一緒に練ってしまいますが、
玉砂利の場合は、玉石を並べておいてから、
隙間にセメントを入れる方法になります。

この玉石は「那智黒(なちぐろ)」という石を使用しています。

仕上げた翌日は、セメントのノロを塩酸を使って洗います。
(今回はサンポールという商品で代用しました。トイレ用洗剤なんですが・・・。)




建物の廻りは一面茶畑でしたので、とても清々しい現場でしたicon02