透湿性防水シートと塗り壁

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透湿性防水シートと塗り壁
少し建設業界ネタです。
(建設業に携わっていない方は分からなかったらすみません。)

左官業組合から、「透湿性防水シート」のことについてFAXが流れてきました。
信じがたい話ですが、簡単にいうとこんなかんじです。

外壁のサイディングを貼るときの下地には「透湿性防水シート」という
白い紙を貼ります。
新築の家なんかでよく見ますよね。
                               ↓ここの部分です。
透湿性防水シートと塗り壁

そのシートの上には「ラス+モルタル塗り+上塗り(ジョリパットなど)
の施工はしていけません。
というものでした。

一般的にはその下地には「アスファルトフェルト」というものを貼ります。

透湿性防水シート」は外部の水分は内部に浸透せず、
逆に内部の水分は外部に出すというとてもよい機能をもっています。
ですが、アルカリ性に弱いためモルタルを塗るとシートが溶けてしまうそうです。。。


アスファルトフェルト」は普通は左官屋が貼ります。
ですが、「透湿性防水シート」は左官屋が貼ることはないと思います。
ということは工務店さんなどの指示だったのでしょうか??


いずれにせよ気をつけたいと思います。


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この記事へのコメント
なるほど、そうでしたか・・・。

外壁を塗り壁にする場合、通気層を確保した上で、裏紙のあるアングルラスを使用することが多いのですが、その場合は大丈夫でしょうか。


ネットで検索すると、最近ではアルカリに強く、通湿性も高い、「ラミテクト」という商品も販売されているようです。

http://www.seiren.com/press/press2004/mortar.html
Posted by a-kashi at 2007年12月14日 12:56
裏紙のあるアングルラスは大丈夫ですよ。
また、「ラミテクト」の情報ありがとうございました。
これなら問題なさそうですね!
早速、左官業組合にも報告しておきますm(_ _)m
Posted by ハマニハマニ at 2007年12月17日 22:26
あ〜ビックリした。
透湿防水シートの上に直に波ラス貼っちゃダメ!!
てことですね。
(ていうか、直張りするなら透湿防水シートいらない?)
Posted by kameplan at 2007年12月18日 00:54
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透湿性防水シートと塗り壁
    コメント(3)