2007年09月08日22:11
さば土の泥だんご≫
カテゴリー │■左官【外部】
先日、「さば土」を紹介しましたが、その泥だんごを作ってみました。

作り方は以下の通りです。
1.さば土をペットボトルに半分ほど、水を8分目まで入れ、
思いっきり振り、数時間程度静かに置いておく。
すると、こんな感じ↓で土の粒子が大きいものから下に沈んでいく。

2.その中の赤く囲ったあたりのところを抽出する。

3.そして乾燥させる。するとこの部分は粘土なので固まる性質があるため、
少し崩しておく。その状態が↓こんなかんじ。

4.このサバ土の粘土と生石灰クリームとのりを適量の配合で混ぜ合わせる。
すると↓こんなかんじになる。

5.この材料を仕上げ用に使用し、いつものように泥だんごを作ります。
手間がかかりましたが、色粉とはちがい、
天然の土の柔らかい色合いがとても良い感じになりました。
今回は泥だんごで作りましたが、
昔はこんなふうにサバ土で大津壁を塗っていたんだと思います。
地元の土を使い、壁を仕上げるなんて、とても素敵だと思いません!?
作り方は以下の通りです。
1.さば土をペットボトルに半分ほど、水を8分目まで入れ、
思いっきり振り、数時間程度静かに置いておく。
すると、こんな感じ↓で土の粒子が大きいものから下に沈んでいく。
2.その中の赤く囲ったあたりのところを抽出する。
3.そして乾燥させる。するとこの部分は粘土なので固まる性質があるため、
少し崩しておく。その状態が↓こんなかんじ。
4.このサバ土の粘土と生石灰クリームとのりを適量の配合で混ぜ合わせる。
すると↓こんなかんじになる。
5.この材料を仕上げ用に使用し、いつものように泥だんごを作ります。
手間がかかりましたが、色粉とはちがい、
天然の土の柔らかい色合いがとても良い感じになりました。
今回は泥だんごで作りましたが、
昔はこんなふうにサバ土で大津壁を塗っていたんだと思います。
地元の土を使い、壁を仕上げるなんて、とても素敵だと思いません!?
この記事へのコメント
すばらしいですね、地産地消という考え方。
聚楽土だって、聚楽台をつくるときに、その地の土を使うというので、発見されたわけで。
地元の、木と、草と、竹と、石と、土と、職人でつくる家。
揺るぎないコンセプトですね。^^
聚楽土だって、聚楽台をつくるときに、その地の土を使うというので、発見されたわけで。
地元の、木と、草と、竹と、石と、土と、職人でつくる家。
揺るぎないコンセプトですね。^^
Posted by たかだい
at 2007年09月08日 22:33

着々と制作されているんですね。
ミルクティーのような淡い色の泥だんご、
とっても優しい雰囲気です。
人の心に、すっと語りかけてくれるような
自然と寄り添うものづくりを、左官を通してもっと多くの人に知ってほしいと願うばかりです。
ミルクティーのような淡い色の泥だんご、
とっても優しい雰囲気です。
人の心に、すっと語りかけてくれるような
自然と寄り添うものづくりを、左官を通してもっと多くの人に知ってほしいと願うばかりです。
Posted by a.ishii at 2007年09月10日 12:55