2010年05月21日17:00
左官を考える会in常滑(大津磨き,水捏ね仕上)≫
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講習会2日目は、様々な仕上げを凄腕の講師が実演し、
参加者もそれを体験させていただきました。
まずは、「大津磨き」
これは「土」「消石灰」「紙スサ」などを材料に、
鏝で何度も押さえて壁を光らせる、
非常に高度な技能が必要な仕上げです。

見事に光っているのがわかります

これは、光らせる前に「灰土」という材料を平らに塗っているところです。
ここでとにかく「真っ平」にしなければ、仕上げのときにムラになってしまいます。
次に、「水捏(みずごね)仕上」。
この仕上げも大津磨き同様、
真っ平らに塗る技術がないとできない、
非常に高度な仕上げです。
専用の鏝も非常に高価で?万円します
材料は「色土」「砂」「みじんスサ(細かいワラスサ)」で、
糊や樹脂などは一切使用しません。
茶室などこだわりのある和室で施工します。

鏝を動かすときは、息を止めて、一秒に数㎝というゆっくりとしたスピードで
動かしていきます。見ている人も息が止まります

力を入れすぎずにアマを出しながら、スサを立たせないようにするそうですが、
非常に難しい・・・。
これらは伝統的な左官仕上げです。
普段はこのような仕事はほとんどないかもしれませんが、
「技能を継承していく」と言う意味で
少しでも自分のものになるようにしていきたいと思いました
参加者もそれを体験させていただきました。


これは「土」「消石灰」「紙スサ」などを材料に、
鏝で何度も押さえて壁を光らせる、
非常に高度な技能が必要な仕上げです。

見事に光っているのがわかります


これは、光らせる前に「灰土」という材料を平らに塗っているところです。
ここでとにかく「真っ平」にしなければ、仕上げのときにムラになってしまいます。

この仕上げも大津磨き同様、
真っ平らに塗る技術がないとできない、
非常に高度な仕上げです。
専用の鏝も非常に高価で?万円します

材料は「色土」「砂」「みじんスサ(細かいワラスサ)」で、
糊や樹脂などは一切使用しません。
茶室などこだわりのある和室で施工します。

鏝を動かすときは、息を止めて、一秒に数㎝というゆっくりとしたスピードで
動かしていきます。見ている人も息が止まります
力を入れすぎずにアマを出しながら、スサを立たせないようにするそうですが、
非常に難しい・・・。
これらは伝統的な左官仕上げです。
普段はこのような仕事はほとんどないかもしれませんが、
「技能を継承していく」と言う意味で
少しでも自分のものになるようにしていきたいと思いました
