60年前の壁

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知り合いの方から古い家の壁が浮いてるので
直せるか見て欲しいと依頼がありました。

なんとそのお宅は築100年でした。
そして和室に行き、その壁を見ると、
とっても重厚感のあるどっしりとした壁でした。
色は紺のような黒のような・・・。
60年前の壁
床の間はわらすさ入りの壁で、
和室の方は聚楽壁でしょうか?
いづれにせよ古い壁です。。。

話を聞いてみると、
その部屋は第二次世界大戦の時の空襲で爆弾が落ちてきて、
半分くらい焼けたとか・・・!?
確かに、天井が1m四方くらい修復してありました。
そのあと塗り替えていないということなので、
この壁は60年前のものということになります。
よくぞこんな壁が浜松で残っていたなと感心してしまいました。
60年前の壁
そしてよく見ると何カ所か下地の土から亀裂が入っていています。
これを全く同じ材料をで修復(塗り替え)するのは
材料集めから至難を極めそうです。。。

お客さんは予算もあるので、既製品で色を合わせてくれれば
ということでしたが・・・。

むむむむ・・・・。







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