小沼 充さん
「
小沼 充」さんという東京の有名な左官職人さんに
遠路はるばる静岡県浜松市まで来ていただき、
土の中塗りを施工していただきました。
本当にありがとうございます
http://www.konuma-sakan.com/
中塗りは仕上げの下地になるため、
基本かつ最も重要な工程と言われています。
中塗り土を現場で配合していだきました。
「
中塗り土」「
砂」「
わらスサ」を混ぜます。
砂は嬉しいことに、地元天竜産のものを使っていただきました
道具はすべてにおいて手入れ、管理、工夫されて使いやすくなっており、
これだけでもため息がでてしまいます。
「
粋」な感じと「
魂」が入っている感じがするんですね。
よく見ると「
榎本」なんて鏝もありました。
そうです。左官業界では超有名な「
榎本新吉」さんの鏝です
・・・その後、流れるような中塗り作業!
見とれていて写真を撮るのを忘れてしまいました
来月、こんな感じの「
大津磨き」を施工していただく予定です
※「大津磨き」とは「土」「消石灰」「紙すさ」を材料とした
「光る塗り壁」のことです
「土」が入っているのでその天然の色合いがなんともいい感じです
・・・えっ!?なんでうちで「
大津磨き」を施工しないかって??
おそらく、恥ずかしながら浜松で施工できる左官職人は、
ほとんどいないんじゃないかと思います。。。
専用の「材料」と「道具」、そして高度な「技術」の
すべてが必要になるとても難しい工法だからです。
ということで、これを機会に少しずつ練習です
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