透湿性防水シートと塗り壁
少し建設業界ネタです。
(建設業に携わっていない方は分からなかったらすみません。)
左官業組合から、「
透湿性防水シート」のことについてFAXが流れてきました。
信じがたい話ですが、簡単にいうとこんなかんじです。
外壁のサイディングを貼るときの下地には「
透湿性防水シート」という
白い紙を貼ります。
新築の家なんかでよく見ますよね。
↓ここの部分です。
そのシートの上には「
ラス+モルタル塗り+上塗り(ジョリパットなど)」
の施工はしていけません。
というものでした。
一般的にはその下地には「
アスファルトフェルト」というものを貼ります。
「
透湿性防水シート」は外部の水分は内部に浸透せず、
逆に内部の水分は外部に出すというとてもよい機能をもっています。
ですが、アルカリ性に弱いためモルタルを塗るとシートが溶けてしまうそうです。。。
「
アスファルトフェルト」は普通は左官屋が貼ります。
ですが、「
透湿性防水シート」は左官屋が貼ることはないと思います。
ということは工務店さんなどの指示だったのでしょうか??
いずれにせよ気をつけたいと思います。
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