樹脂系透水性舗装材
下の写真のような、天然石を樹脂で固めた舗装材、
いわゆる「
樹脂系透水性舗装材」の仕上げがあります。
石の色がとても綺麗に出るため、
外構(エクステリア)でのアプローチなどでよく使用します。
しかし、樹脂を使用しているために数年~十数年経つと
劣化してしまうのが欠点です。
(樹脂は、アクリル系,ウレタン系,エポキシ系など様々あります。)
これは駐車場の車のタイヤの位置のところですが、
数年経過して石がとれてしまった写真です。
これは、水が溜まりやすいところに、隙間にコケやゴミなどがたまって、
黒ずんでしまった写真です。
そういう意味では、セメントで固めた昔ながらの「
洗出し仕上げ」
の方がそれらの問題も解消され、メリットも多いような気がします。
ただ、「
洗出し仕上げ」のデメリットは、
・手間がかかるので多少高額であること、
・左官職人によって施工精度のばらつきがあること、
・既製品でないため、見本を左官屋に作ってもらわないとイメージがわきにくい。
ということもあります。。。
現在では「
樹脂系透水性舗装材」にセメントを塗りつけて、
洗出し仕上げのようにする材料も販売されています。
一長一短あってなかなか難しいですね。左官は。。。
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