若手の左官職人
現在(平成27年)の建設業界は「
職人不足」になっております。
総合建設業と呼ばれる「
ゼネコン」、住宅の「
ハウスメーカー」などの
大手の会社の営業や現場監督などは不足していません。
いわゆる「
専門職種」という「
左官」「
大工」「
塗装」「
板金」「
瓦」・・・などの
現場で働く職人さんが減っているのです。
理由は主に2つ。
一つは、昭和60年代前後のバブル期時代に、「
3K」と言っていた
「
きたない・きつい・きびしい」仕事が敬遠され、
当時の若い人たちが職人にならなかったこと。
結果、30代後半から50代前半の職人が非常に少なくなっています。
もう一つは、専門職種の「
社会保険」への加入率が低いこと。
つまり、個人事業主や一人親方と呼ばれる分類になるため、
会社員でないので厚生年金には入らず、老後も心配であるし、
安定していないイメージがあります。
だから、職人の親は息子には後を継がせないし、
高卒の学生がもし「職人」になりたいと言っても、
「
親」や「
先生」が反対し、
いまでも職人の数が他職種よりも増えていっていないのです。。
でも、それはマクロ的な話。
社会情勢や景気のせいにしていても仕方がありません。
専門職種である我々が知恵を出し合い、前を向いて、
一歩ずつ行動することでしか改善できないと思います
親方に練り方、配合を教えてもらっています。
2年目の見習い君です。結構塗れるようになりました!
では何をするか??
僕は左官なので、「
左官の楽しさ」を伝えることをここではやっていきますね
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