輪島の土蔵修復活動報告 ~荒壁土~

802 左官

2009年05月08日 07:30

手打ち」に使用する「荒壁土(あらかべつち)」の紹介です。

あらかじめ、土(地元の土?)とワラを混ぜ合わせておき、
数週間~数ヶ月寝かしておきます。
するとワラが発酵して独特な臭い(ドブの臭い)になります。
このような状態になると粘着力や強度が上がり、
ひび割れも少なくなるそうです。

それにしても、この土は重くて粘い。
土はすくうのにも、混ぜるのにも非常に重労働です。

今はこのようにユンボがあるので、
混ぜたりすくったりが簡単ですが、
昔は手作業、大変だったでしょう・・・。


このような機械でワラと砂を混ぜ配合します。
理由は粘すぎるからでしょうか。。


出来た「荒壁土」をトラックに乗せて、現場に移動です


ブルーシートの上で数時間干して固さを調整です。
これで準備OKです!

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