左官の講習会in淡路4 ~中塗り土~
順番が逆になってしまいましたが、
「
中塗り土」についてです。
「
中塗り土」とは仕上げの前に塗る土のことです。
配合されている材料は、
「
土」(粒子の細かい)+「
砂」+「
スサ」(少し長い藁が多い)
の3種類です。
ところで土は全国各地で様々な特徴があります。
色、粒子の大きさ,粘土の量などなど。。。
ちなみに、砂やスサも仕入れるところで変わってきます。
ここ浜松では天竜川の川砂を使用することが多いので、
黒っぽい、角が尖っているという特徴があります。
今回、4種類の中塗り土を紹介していました。
ちょっと触ってみると・・・
驚きました!塗りやすさが全く違います
ねばねば感、ぺたぺた感、鏝ばなれの違いなどなど。。。
私には、京都の黒っぽい中塗り土が塗りやすかったような・・・?
中塗り土はとにかく平らに塗ることが重要視されます。
仕上げを行ってしまうと見えなくなってしまうのですが、
塗りやすさを追求するためにこんなところまで考えてるんですね。
ホントに奥が深いです・・・
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