リシン掻き落とし

802 左官

2008年05月12日 16:01

左官のシゴトの一つに「リシン掻き落とし」という外壁の仕上げがあります。
最近はめっきりこのシゴトが少なくなりましたが、
見本作成の依頼がありましたので、
久々にやってみました。

まずはリシンを塗りつけて・・・、


少し乾いてきたら、剣山のようなものでガリガリ・・・、


仕上げはこんな感じになります。


ところで「リシン」って名前の由来は何でしょう???
勉強不足ですみません分かりません
調べてみます。。。


では何の素材が配合されているんでしょう??
答えは、
・白セメント
・ドロマイトプラスター
・砂利(寒水石など)
・顔料

のようです。

これも曖昧ですが、
リシン掻き落とし」と「色モルタル掻き落とし」とは似ているんですが、
その違いは、ドロマイトプラスターが入っているかどうかのようです
どうやらこれが入っていると乾き方、固まり方が違うため、
とくに大面積の施工時にはムラにならなくてよいそうです。


ではドロマイトプラスターって何??
それは次回のブログでお話しします



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