輪島の土蔵修復活動 ~後編~
2日目です。
今日は「
三和土(たたき)」の仕上げになります。
昨日作業した下地の状態です。一晩で結構しっかりと固まっています
昨日と同じく土を均します。できるだけ平らに均しておかないと
仕上がりも平らになりません
バラス(砂利)を撒きます
ゴザを敷きます。
「
畳表仕上げ」といって畳の模様を出す仕上げをするためです。
そして、均一に叩きます。
このような模様に仕上がります。
施工後です
民家にあった普通の土が左官職人の手が入ると
こんなに素敵になってしまいます。
通りかかった近所の4~5歳くらいの女の子達が
「
こんな家に住みたいね~」
と言ってくれたのが印象的でした。
自然の土の持っている材料の特性(色や風合い、固さなどの性質)を
建築材料として上手に利用することってすばらしいですね。
関連記事