輪島の土蔵修復活動 ~後編~

802 左官

2008年05月05日 06:52

2日目です。
今日は「三和土(たたき)」の仕上げになります。


昨日作業した下地の状態です。一晩で結構しっかりと固まっています


昨日と同じく土を均します。できるだけ平らに均しておかないと
仕上がりも平らになりません


バラス(砂利)を撒きます


ゴザを敷きます。
畳表仕上げ」といって畳の模様を出す仕上げをするためです。


そして、均一に叩きます。


このような模様に仕上がります。


施工後です


民家にあった普通の土が左官職人の手が入ると
こんなに素敵になってしまいます。
通りかかった近所の4~5歳くらいの女の子達が
こんな家に住みたいね~
と言ってくれたのが印象的でした。
自然の土の持っている材料の特性(色や風合い、固さなどの性質)を
建築材料として上手に利用することってすばらしいですね。

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